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英語を「話せる」ようになりたい

やっぱり今の時代、英語は必須

東京オリンピック2020、残念ながら僕たちは学生として迎えることはできない。
できれば学生ボランティアに参加して世界中の人々に日本の良さを伝えたかった。

でも、中学校から10年以上英語を習ってきて自分の意思を自由に伝えられるスキルはほとんど身についていない。
今、求められているのは実際に意思疎通を図ることができる会話力であって、僕たちがどっぷり浸かってきた受験英語ではない。

長文読解がどんなにうまくできても、会話にはつながらないのはここ数年外国人観光客に接して痛感している。
10年以上の英語の授業は一体何のためだったのだろうと今更ながら恨めしくもなる。

少し前までは英語は文系が得意とするところで、理系の僕たちにはあまり関係がないものだった。
でも、これだけグローバルコミュニケーションが必要とされる世の中では、そんなこと言っていられない。

世界を相手にする仕事であれば、職種を問わず一般常識として英語力は必須となっている。
技術提携なども多い理系の世界でも、専門的な英語を駆使した会話は当たり前。
英会話ができなければ就職にも大きく影響するのだ。
そこで、僕は英会話を上達するためのメソッドを自分なりに考えてみた。

聞く力を養うには

英会話を上達させるには、まず相手の話していることを理解することから始めなければならない。
そうでなければコミュニケーションが成立しないからだ。
最近では、聞き流しなどの教材が人気となっているが、とにかく英語のシャワーを浴びるほど聞くことに慣れなければならない。

同じ文章を少しずつとにかくリピートしながら聞くこと。
徐々に長文にチャレンジしながら、それでも繰り返し聞くことをやめないようにすることが大事だろう。
もちろん、意味を理解しながらでないと会話ができないので、日本語訳も付いたものを選ぶ必要がある。

一番いいのは、生のネイティブスピーカーのリピート音声。
耳が反応するようになるまでとにかく繰り返し聞くことが大切。
またそれと並行して、CNNニュースなどを流すこと。
最初はいくつかの単語ぐらいしかわからなくても、徐々に全体の意味がつかめるようなる。

好きな外国映画を英語字幕と英語音声で見るのもおすすめ。
これは使えるといういいフレーズが必ずあるから、それがとっかかりになるということだってある。

話す力をアップするためには

話す力をアップするためには、とにかく音読、声に出して英語を発音することが大事。
外国人に通じる英語というのは、文法とは無縁であることがほとんど。
英語の授業で習ってきたものは、ほとんど使えないということを理解しておこう。

ネイティブスピーカーのマンツーマンレッスンは、最近では駅前留学なんかではなく、パソコンを使ったオンラインレッスンが人気。
カメラでつなぐから講師の口元もはっきり見えるし、何より周りの人間に気兼ねする必要がない。

外国人スタッフ常駐のカフェなんかも人気。
格安料金で英語しか話せない環境にあえて飛び込むことで、「習うより慣れろ」でしっかりと身に付く。
本格的に興味をもったら、短期語学留学なんてのも楽しいのではないだろうか。