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「特技」について考える

面接官が特技を聞く理由は何?

面接において必ずと言ってもいいほど聞かれるけど、多くの方々が回答にいろいろと苦労してしまうのが「あなたの特技は何ですか?」とか「あなたが得意とすることは何ですか?」とか「あなたの趣味は何ですか?」いう質問です。

基本的にこの特技や趣味についての質問というのは履歴書に記載してあることをより掘り下げる質問であり、常套句でもあります。
そのため、意味合いとしては「緊張をほぐす」とか「よりコミュニケーションを円滑にさせる」となっており変に気負う必要はないものとなっております。

あえて掘り下げられることを意識してしまうと誇張してしまったり自分の趣味や特技そのものが大丈夫だったのかを心配してしまうことがありますが、そこまで心配する必要はありません。

特技と呼ばれるものは特にないのはOK?

特技や趣味の項目を「特になし」とするのは無理やり答えを捻出して書いてしまったというケースよりははるかにましとなります。
無理やり特技や趣味を履歴書に書いてしまうと、掘り下げられた時にスラスラと回答することができないので嘘をついてしまったことがばれてしまい一気に評価を落としてしまいます。

自分にとって趣味や特技と言えない事柄を書いてしまうぐらいならば「特になし」と回答したほうが圧倒的にダメージは少ないといえるでしょう。
しかし、明確な趣味や特技があればそれだけ自分の人柄や強みが何なのかをアピールする材料となりますので大きなプラスにつながってくれるのです。

自分の好きなことや趣味を見つめなおす

自分にとっての強みや特技といわれてもなかなかすぐには答えられないという人も多いでしょう。
そんな人たちにやってもらいたいのは自分の好きなことや趣味とはいったい何なのかを見つめなおすことです。

読書でもいいですしスポーツでもいいですし、自分にとって時間を多くの時間を費やしている事柄、自ら進んで行っている事柄は何なのかをよく考えましょう。
自分から周りの人たちにいろいろと語るような趣味ではないと感じている人でも、この部分を掘り下げることで実は明確な強みになっているというケースは多々あります。

自分をよく知る人に聞いてみる

自分自身を客観的に評価するというのはなかなか難しく、趣味と呼ばれるものから強みに転じるのも難しいと思ってしまう人は、自分自身のことをよく知っている他の人たちにいろいろと相談することを強く推奨します。

友人でもいいですし、家族でもいいので身近にいる人で自分自身をよく知っている人に自分の長所や強みは何なのかを訪ねてみましょう。
アルバイトも特にやっていないし部活動やサークル活動も特にやっていないという人でも、身近にいる人ならば必ず自分自身では気が付かなかった長所や魅力に気づいてくれています。