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エントリーシートにあなたらしい写真を求められる?

エントリーシートにあなたらしい写真を求める理由

就活の際、企業側から「あなたらしい写真を持ってきてください。」と求められることがある。
通常、就活の写真というと証明写真のスーツの写真だ。
これは間違いなく応募者本人であることを証明するに過ぎない。

それに比べ、「あなたらしい写真」はプライベートのものなので、その学生の人となりが見えるものだ。
企業は「自己PR力」を求めている。
そのためには「あなたらしい写真」をどのようなものにするかで、その学生の自己PR力がどのくらいのものか推し量ることができるのだ。

それに、たいていのプライベート写真ならば、その就活生の素顔がわかる。
その写真を見れば、何をするのが好きなのか、どんな服装が好みか、表情やポーズでその学生の性格もわかるだろう。
企業はそこにその学生本来の姿を見つけて、会社にふさわしいかどうか見極めるのだ。

見られる一つ目のポイントは、等身大のその学生の姿が企業側にわかりやすく伝わる写真であるかどうかだ。
二つ目のポイントは、その写真からその学生の「長所」「個性」「特技」が伝わるかどうか。

多くの企業の質問は「写真についての説明」「写真を選んだ理由」についてだ。
そういったことをきちんと言えないと面接が通らないかもしれない。
その後の面接でもその写真についての説明を求められるだろう。
こう考えると、かなりの自己PR力が必要だ。

写真の選び方

写真の選び方を考えよう。
どのような写真を提出するかは学生にとっては悩むところ。

採用担当者の心に留まるのはどんな写真かというと、その学生の普段の姿が分かる写真だ。
たとえば「留学」でも良いし、「部活」でも「サークル」や「ゼミ」「ボランティア」「アルバイト」でも良い。
学生自身が頑張ったと思う活動、その人にしかないエピソードがわかるものにしたい。

とはいっても、そういった特別な華やかにみえる活動の写真でなくても良い。
人によっては趣味の「DIY」や「手芸」、「料理」「楽器演奏」でも良いだろう。
趣味を楽しむ姿、家族や友人たちと一緒の笑顔の写真などに自分らしさを感じるのであれば、それでも良い。
実際に、そういった日常の日々のワンショットが好感度抜群だったりする。

大切なのはその写真を選んだ理由がわかりやすいことだ。
そして、そこから見えるその人なりの熱い思いが仕事に結びつけられるかといったところだろう。

写真を選ぶポイント

「自分らしさ」が伝わればどんな写真でもいいといわれている。
しかし、企業の立場で見て自分らしさが分からないものもあるので注意したい。

たとえば、風景や持ち物やペットだけというおしゃれな写真はNGだ。
どうしてもそういった写真を使いたいのであれば、自分も一緒に写っている写真にしよう。

その他に後ろ向きのものも顔が見えないのでNG。
下向きのもの、目をつぶっているものといった顔が分かりにくいものも避けたほうが良い。
また、本人と友人が一緒の写真は要注意。
本人が小さすぎている、端っこに申し訳なさそうに写っているものは見た感じが悪い。

思い切って自分が主役になっている写真をさがそう。
因みに、私はミスターキャンパスの写真を使おうかと思っている。