グループディスカッションで上手に意見が言えない
ミスターキャンパスに選ばれたとはいえ、私も同じ大学生。
意外かもしれないが、一つ大きな壁がある。
それは、グループディスカッションでの発言。
ゼミやチームのプロジェクトでディスカッションを行う時に、壁にぶつかってしまうような瞬間がしばしばあるのだ。
実際、人前で自分の意見をしっかりと表現するのは、思ったより難しい課題となっている。
もちろん聞く力は大事だが、自分の意見もしっかりと言えるようになりたいというのが本音だ。
グループディスカッションで発言するコツ
確かにグループディスカッションでの発言は難しい。
しかし、乗り越えるためのコツも少なからず存在する。
一つは、事前にアジェンダをしっかりと確認すること。
これは当たり前かもしれないが、話題になるであろうポイントを前もって知っていると、心の準備もできるし、具体的な意見も形成しやすい。
次に考慮したいのが、「イエス・アンド」の原則。
これは即興演劇などでよく使われるテクニックで、相手の意見に対して単に反論するのではなく、いったん肯定したうえでそこに何かを追加する形で発言するのだ。
これによりディスカッションがスムーズに進み、自分の意見も自然と取り入れられやすくなる。
さらに、発言する際のタイミングも非常に重要だ。
ほかの人の意見に何か言いたい場合でも、人が話している最中にはなかなか口を挟むタイミングが掴めない。
そこで、人が少しでも沈黙する瞬間を狙って発言するとよいそうだ。
そうすることで、自分の意見がしっかりと聞かれる確率が高まる。
また、自分の意見を伝えるときは、具体的な事例やデータを引用すると説得力が増す。
漠然とした意見よりも、具体的な根拠がある方がほかの人たちも納得しやすいだろう。
この点では、事前にリサーチをしておくと有利な場面が多い。
いくら話のコツを知っていても、緊張してしまうと意味がない。
だから、発言前に深呼吸をする、あるいは瞑想のようなリラクゼーション方法を取り入れるのも一案だ。
冷静な心で臨むことで、頭の中も整理され、言いたいことがスムーズに口から出てくる。
最後に、積極性も非常に大切な要素だと感じている。
グループディスカッションは、発言すること自体が評価される場面も多い。
だから、待っていてもチャンスはなかなか来ない。
その瞬間、瞬間で意見を出す勇気が必要だ。
そう、自分から積極的に発言することで、ほかの人も自分の意見に耳を傾けるようになる。
積極性があれば、意見が少し未熟だと感じたとしても、その姿勢が評価されることも多いのだ。
以上が、私が今後実践していこうと思うグループディスカッションでの発言のコツだ。
状況は人それぞれ違うけれど、これらのポイントを考慮しながらディスカッションに臨むと、より円滑に意見が言えるようになると信じている。