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面接で苦手な人はどんな人?と聞かれたら

面接で苦手な人はどんな人?と聞かれたら

どうしてこんな質問をするのか?

面接の中ではいろいろな質問をされます。
学生生活や志望動機などは定番ですが、他にも人間性を問うような質問をしてくる面接官もいます。
こうした質問は、どうやって答えたらいいか困ってしまうものが多いものです。

たとえば、「あなたの苦手な人のタイプは?」という質問があります。
そのまま素直に答えたらいいのか、なにか裏に意図があるのかと迷ってしまいます。
この質問は、普段の生活でどんなことを重視しているかを知るためのものです。
というのも、たとえば「人の話を聞かない人が苦手」と答えたら、面接官としては「この人は人とのコミュニケーションを大事にしているひとなのだな」と判断するわけです。

そして、「苦手な人は?」という質問とセットで、「そういう人が同じ職場にいたらどう接しますか?」とか、「上司が苦手なタイプだったらどうしますか?」と質問してくることがほとんどです。
こうして、単に苦手意識があって人付き合いを拒否してしまうのか、しっかりと対処できるのかを見ます。
その対処の仕方でも人間性が現れます。

たとえば、自分の気持ちを押し殺して我慢する人もいれば、苦手な人とじっくり話し合って良いところを見つけようとする人もいます。
こうした対応の違いによって、人間関係に作り方やそもそも人に対してどんな見方をしているかを判断するのです。
このように、「苦手な人は?」という質問には、いろいろな意図が隠されているわけです。

どう答えたらいい?

まず、あまり苦手な人のタイプがないという人であれば、「あまり苦手な人はいませんが、強いてあげるとしたら」という感じで話し始めることができます。
こうすることで、誰とでも分け隔てなく接するということをアピールできます(*^^)v

苦手なタイプを挙げるのであれば、誰が聞いても同意してくれるような一般的なものを言うと良いかと思います。
たとえば、「陰で悪口をいつも言っている人」とか、「いつも約束の時間に遅れてくる人」といった感じです。
マナーがなっていない人、人間関係を壊してしまうような人をピックアップすると納得してもらいやすいですし、その後に続く質問にも答えやすくなります。

そして、実際何か簡単なエピソードを含めることもできます。
でも、あまりに具体的だったり感情が入りすぎるような話は避けた方が良いでしょう。
苦手なタイプへの対処法は「こうしたい」という希望を述べるよりも、「自分はこうしている」という実践していることを伝えた方が印象が良いですし具体的です。
そして、苦手なタイプが身近にいるとしても、自分として努力をしていることやうまくやっていけるという点を強調することで良い印象を与えられます。